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米沢平野管内ぶらり探訪 米沢市

米沢市

伝国の杜 ~上杉の歴史と舞台芸術を合わせ持つ博物館・文化施設~

伝国の杜
 博物館・文化施設「伝国の杜」は、県立の「置賜文化ホール」と、市立の「米沢市上杉博物館」の2つが合築されたものです。市民の憩いの場所「松岬公園」に隣接しており、現代的な建築の中にも和風建築の要素が取り入れられて、周辺の景観との調和が配慮された建物となっています。
 「伝国の杜」という名称は、米沢藩九代藩主上杉鷹山が残した「伝国之辞」に由来しています。
 「置賜文化ホール」では、コンサートホールとして、劇場としてさまざまな催し物が行われています。 そして「米沢市上杉博物館」には、数千に及ぶ上杉氏ゆかりの貴重な品々や国宝が収蔵されており、置賜と上杉の歴史と文化にふれることができます。
■上杉鷹山の伝国之辞
 鷹山は窮乏期に養子に迎えられ、弱冠十七歳で藩主となりました。鷹山は自ら一汁一菜を実行するなど倹約を行い藩の財政を立て直し、また農民の援助、殖産興業、開拓、水利事業など様々な改革を行って米沢藩の民政の安定、経済の復興を図りました。また、三十五歳で治広公に家督をゆずってからも生涯藩政の安定に心をくだいた名君でした。鷹山は家督を譲るとき、治広公に君主の心得として「伝国之辞」を与えました。その内容は現在の民主主義思想であり、封建時代にあってこの政治信条は類例がありません。
■伝国之辞
 一、国家は先祖より子孫へ伝候国家にして我私すべきものにはこれ無く候
 一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
 一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
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