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　熊野大社は、南陽市宮内に位置しています。熊野大社は、宮内という地名が熊野大社の神域を示す「宮の内」が語源となってることからもわかるように、門前町の中心でした。
　日本三熊野の一つでもあり、初春の参宮には伊勢神宮直伝の舞楽、稚児舞いが奉納され「東北のお伊勢さま」として親しまれています。
　境内には土社神社、二宮神社、三宮神社など県、市指定文化財となっているものもあります。また県天然記念物に指定されている大銀杏は、役が起こった際 寛治元年（1087年）に国司の源義家が鎌倉権五郎景政を使いとして必勝祈願を行った際に、手植えされたものと伝えられています。